カエデナの初心者向け資産運用方法

一般家庭に約立つお金を増やす情報や、節約、お金の考え方などについて紹介します。

なぜ、楽天全世界株式ではなくて、楽天全米株式にしたのか?

こんにちは。カエデナです。

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楽天・バンガード・ファンド(楽天全米株式)は、バンガード社のVTIというETFを買い付ける投資信託です。以下VTIと書きます。

 

一方、楽天・バンガード・ファンド(楽天全世界株式)は、バンガード社のVTというETFを買い付ける投資信託です。以下はVTと書きます。

 

ですので、これらは新しく出来た投資信託というわけではなく、既にパフォーマンスの結果が比べることができます。

 

お金は分散投資しましょうというのに、アメリカ株のみのほうが良いの?

それは、単純にアメリカが覇権国家だからです。

アメリカの株式が下がれば、日本株式はもっと下がります。そして、同様に新興国の株式も下がります。そしてVTの国別の構成は次のようになっています。(2017/12現在)

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日本株が1989年以来30年間成長していないので、まず日本株が入っているのでマイナス要素です。あとは、この「その他」の部分に構成されている新興国の部分が心配ですね。

 

新興国は、人口増により成長が見込まれますが、依然として世界をリードするイノベーションはアメリカかと思います。パソコン、スマートフォンなど知的財産権も米国が多いので、新興国は製造工場などがメインになってしまいます。

 

iPhoneは設計はアメリカのAppleカリフォルニア、製造は中国企業です。

米国のAppleは儲かっていますが、製造委託先の中国企業の工場での現場環境については、どこかで耳にしたことがありますよね?

 

知的財産権を持ち、人口が増加し、軍事的にも最も有利なのが米国です。世界のお金は米国に集中していきます。ですので、これを逆に捉えて米国に投資することにより米国企業に働いてもらうことも出来る、というわけです。

 

分散投資したほうが、株価下落時の受け皿になるんじゃないの?

直近の株価下落では、リーマンショック、チャイナショックあたりでしょうか。

これは、以前セゾン・バンガード・フローバルファンドの件でも言及しています。

 

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それは、実際に株価下落が起きたときの下落幅、回復までの時間どっちをとっても米国株式のほうが早いのです。ここで、リーマンショックが起きたときの下落を見てみます。

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水色:VT

青:VTI

2008年から2009年にかけて、大幅な株価の下落があります。

下落幅はほぼ同じですが、VTIは2年後にはまた同じ水準まで回復しているのに対して、VTはVTIに対して10%も回復が遅れています。

 

次に、2015年から2016年にかけて起きたチャイナショックのときの下落場面を見てみます。

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水色:VT

青:VTI

 VTIにいたっては、チャイナショックによる下落があまりありません。ただし、横ばいなので停滞しているとも言えるでしょう。一方VIは中国株も含めるのでチャイナショックによる中国株と日本株の下落をもろにうけてしまい、2017年には15%ものパフォーマンスの差がでています。

 

そして、過去10年でまとめて比較してみます。

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水色:VT

青:VTI

 過去10年間において、VTIは+87.17%の上昇に対して、VTは+33.53%のパフォーマンスになりました。この差は約50%以上。年率にすると、VTI: 約8%, VT: 約3%です。

VTIとVTでは、圧倒的にパフォーマンスが違うのです。

 

アメリカ企業が他の国の利益を吸い上げているので投資する

結局のところ、アメリカ企業は新興国に対して利益率の高い仕事が多く、多くの新興国はアメリカに利益を吸い上げられているのが実情です。

日本でも、インターネットが普及する前はYahoo!や、Infoseek、gooなどがありましたがアメリカのGoogleが入ってきてからはすべてGoogleのものになってしまいました。

(Yahoo!はまだ生きていますが、それ以外の検索エンジンを使っている人はほとんどみかけなくなりました。)

楽天市場も、Amazonが入ってきたことで通販分野においてはだいぶ持っていかれました。

スマートフォンも、現状GoogleかAppleの2択です。パソコンのOSも、MicrosoftかApple。日本においても、結局はアメリカに企業に専有されているのが実情なのです。

 

そういったこともあり、私としてはアメリカ株一択で問題ないと決めました。

 

もちろん、私個人の意見であり分散投資したほうが安心という心理的な安心もありますので、どちらを選ぶのも良いと思います。