こんにちは。カエデナです。
一般的に株式投資っていうと、「株をやっている」って言われない?
例えば、私たちが職場や友達などにで株式投資の話なんかしたら、どう言われます?
「ええっ、株やってるの?ダイジョブなの?」
「あの人、この前株で貯金の半分損したんだって。」
「株で儲かったって?なにかおごってよー。」
今まで株式の話をリアルですると、帰ってくるような回答はこんな感じでした。半年とかじゃないですよ。15年くらいこんな感じ。
この上にある「株」の部分を、「パチンコ」とか「競馬」とか「競輪」とかにしてみてください。
「ええっ、競馬やってるの?ダイジョブなの?」
「あの人、この前競輪で貯金の半分損したんだって。」
「パチンコで儲かったって?なにかおごってよー。」
…違和感なさすぎでしょ?株式投資というのはまだそういう認識なのですよね。
株式投資の本質に対して、そうでない人が考えているのは、株式は全部ギャンブルだと思っているのです。
たしかに、日本にいて自ら情報を取りに行かない限り海外の株式事情もわかりませんし、興味がなければ単なるギャンブルと思われてしまうと思います。
なにしろ、日本株は1989年以降デフレが続いていて、株式が上がっていないのですから。安いところで買って、高いところで売る、という認識でしかないかもですね。
株式投資は、豊かになるための投資であるということ
株式投資というのは、資本主義において根本的な投資なのです。
日本にいると、車は税金かかるから要らない、不動産も人口減になるから要らない、みたいな風潮なのであまり感じないかもしれません。
ですが、世界的にはそんなことはありません。
私も何度も東南アジアに仕事で行きましたが、みんなが圧倒的に思っていること。そしてかつては日本もそうではなかったのではないでしょうか?
「もっと豊かな生活をしたい。」
タイの首都じゃないところですが、中学生くらいの女子学生が日本製の125ccのスクーターを3人で乗って登校してるのを見かけました。もちろんノーヘルでスカート制服ですよ。とんでもないリスク背負って学校行っているんです。
当然ながら、スクーターに3人乗ってでノーヘルで通学するよりは、1人でスクーターで行ったほうが安全だし、さらには乗用車でエアコンがあるような快適な生活をしたいでしょう。世の中がもっと豊かな生活をしたいを思っている限り、株式というものはゆっくりと上っていくものだと思っています。
だから、株式は「やるもの」ではなくて、資産にするもの
株式というものは、あくまで投資するものであって「やるもの=ギャンブル」ではないのです。
豊かな生活をしたいと思っている人が、労働力を提供して企業で働きます。
企業は労働に対して賃金を払う。賃金で得たお金は、他の企業や人の収入になります。
じゃ、株式というのはどこになるか、というと、企業に対してお金を出資する人になります。
ですので、どこで買うかどのタイミングで売るかというギャンブルではなく出資する人になるわけです。
「R(資本収益率)>G(経済成長率)」
というのを見たことがありませんか?株式を持っている人は、どっちでしょう?
資本を出資するのですから、当然Rですよね。
ですので、長期的にみれば、株式はやるものではなくて、持つものになります。
じゃぁ日本でR側になるには?となる場合。
日本の場合はNISA、iDecoなど政府主導により投資が推奨されているような状況ですので、私個人的には米国株式インデックス一本を推奨します。
もちろん、アメリカ株だけじゃ不安だっていう場合には全世界に投資することもできます。楽天全世界という投資信託を毎月買っていけば新興国も含め買い付けることが出来ます。
ただし、楽天全世界は米国が半分占めていますのでガチで東南アジアに投資したい人には向かないかも…。
株式投資は、豊かな生活をしたいという人が願うことなのです。